留学で得たものはデメリットにならない – 留学経験者インタビュー:臼井彩香さん

留学経験者インタビュー 臼井彩香さん

留学経験者インタビュー:臼井彩香さん

目次

仕事で使える英語力を求めて留学
喋れなくても接客は大丈夫

— 臼井さんが留学に行かれたきっかけっていうのは何なんですか?
臼井さん:きっかけは、卒業とともに就職活動をして就職する予定ではあったんですが、就職氷河期というタイミングで、なかなか決まらずにいました。もともと大学で専攻してたのが英語学科だったんですが、英語を使うことが学生としてはあったんですけども、仕事で使える力としては機会的にも場面的にも足りてなかったので、そこを伸ばしたいなと思って留学という形を意識しました。また、海外で働いてみたいなという興味も湧いたので、それもきっかけでした。

— 日本の最終学歴は何になるんですか?
臼井さん:短大になります。

— 卒業してから海外の方に行かれたんですね。
臼井さん:はい。

— どちらの国に行かれたんですか?
臼井さん:一番最初に行ったのはオーストラリアでして、ブリスベンという都市で3ヶ月間、語学学校に行きました。卒業してからは日本食レストランで3ヶ月働きまして、次にもともと行きたいと思っていたメルボルンという都市に、半年後に引っ越しをしまして。そちらでは、地元のカフェで半年ほど働いておりました。

— 種別でいったらワーキングホリデー?
臼井さん:はい、ワーキングホリデーで1年間行っていました。

— オーストラリアが1年間ですか。
臼井さん:オーストラリアが1年間です。

— 他の国にもワーキングホリデーで行かれてたんですか?
臼井さん:はい。カナダのトロントに行っておりまして、もともと半年ぐらいで帰国する予定でだったんですが、仕事の関係で少し伸び、結局1年半いることになりました。

— ワーキングホリデーでの就労経験をお聞きしたいんですけど、まずオーストラリアでの就労で感じた事とか、日本とオーストラリアの違いとか、ご意見をいただけますか。
臼井さん:向こうで働いて感じたこととしては、リピーターのお客さんがすごく多くて、注文するものが決まっている方が多くいらっしゃいました。お客さんの顔を覚えるっていうのとメニューを覚えるっていうので、コミュニケーションを多く取っていくのが大事なんだなっていうのを、働きながらすごく感じていました。

— オーストラリアでは最初、英語は全然喋れなかったんですか?
臼井さん:最初はほとんど喋れなくて、電話もかかってくるんですが、何を言ってるのか聞き取れないくらい本当にわかりませんでした。半年後ぐらいからですね、お客さんも優しい方がすごく多くて、ゆっくり聞いてくださって。こちらもわからないなりに自信を持って接していけば、ちょっとずつなんですけど伝わっていくので、それで徐々に自信をつけていきました。

カナダでは、地元のカナダポストという郵便局があるんですが、そちらの窓口業務をやっておりました。

— カナダではもう、語学力がしっかりついていらっしゃったんですよね?
臼井さん:そうですね、普通のやりとり、日常会話であれば、もう困らずできるレベルでした。

留学経験者インタビュー 臼井彩香さん

仕事で得たものは国籍の壁を作らないで接せれるようになったこと
転職後はアメリカのクルーズ会社へ

— オーストラリアでの就労経験とカナダでの就労経験、国が違う訳ですが何か差異を感じるところはありましたか?
臼井さん:そうですね、仕事の内容が違うっていうのもあるんですが、カナダの郵便局の窓口で働いていたときには、お客様のご住所変更だったりとか、もちろん郵便の手続きもしていました。個人情報を扱ったりするっていうのと、あと地理も分からないといけないっていうのがありました。知識量として覚えることもたくさんあり、同時にお客さんとのやりとりから英語力をつけるっていうのは、やはり最初はなかなかうまくいきませんでした。でも、やっていくうちにすごく力になって、結果的にカナダでの仕事の方が英語力の伸びをすごく実感しました。

— カナダとオーストラリアでの就労によって、語学力以外にご自身が得ることができたものって何がありますか? 
臼井さん:いろんな方とお話をしたので、国籍問わず色んな文化をたくさん知れたっていうのもあります。あとは、いろんな方と話す時に壁を作らないで接せれるようになったっていうところは、すごく大きいと思います。

–二カ国でワーキングホリデーを経験して帰国をされたんですよね。
臼井さん:はい。

— その後、1社目の就労はどうでした?留学経験がそこに活かされましたか?
臼井さん:1社目は、仕事の内容としてはアップル製品、iPhoneであったりとかiPadだとかMacなどを売る販売員でした。ですが、就労した場所が海外のお客様が少ないところだったっていうこともありまして。英語力を活かしてっていう希望ではあったんですが、英語を使う機会が月に数回だったりっていうところがありました。しばらくそこで働いたんですが、次第に転職を考えてはじめて、1年後に転職をいたしました。

— その時の転職活動で応募の際重視しておられたことはなんですか?
臼井さん:やはり英語力が活かせればっていうのを第一に考えて、転職活動をしていました。最終的にアメリカのクルーズ会社の方で採用となりまして、その後3年間お客様の接客担当として働いておりました。

–2社目では臼井さんの留学経験を活かすことはできましたか?
臼井さん:はい、大いに活かせたと思いますね。

留学経験者インタビュー 臼井彩香さん

現在は旅行会社に就職、舞台は海から陸へ
留学に行って得たものはデメリットにはならない

— その後、もう一度転職をされるんですよね。
臼井さん:はい。

— 差し支えなければ、留学経験が活かせる仕事だったのに転職をされた理由をお聞かせいただけますか?
臼井さん:クルーズ会社での仕事自体はものすごく自分も満足していて、経験も活かせて成長もできたんですが、特殊な仕事というところもありまして、基本的に船の上にいる時間の方が年間通して長いという仕事でした。日本を回るようなクルーズもあれば、海外を回るクルーズもありまして。そこで働きながら感じたのが、クルーズに乗ってきてたお客様を迎える方だけではなく、旅行を作るっていうところに興味がちょっと湧いてきました。実際にお客様と触れる機会っていうのも経験しましたし、海にいた時間も長かったので、陸の仕事として転職を少し考えていたっていうのもあります。その後転職しまして、今勤めている会社は旅行会社なんですが、まさにそのツアーを作っている会社に就くことができました。

— 留学からの帰国後転職する際に、ご自身が感じたそのデメリットとかメリットといいますか…。留学経験をどのように捉えればその経験を活かして就労できるか、求職中の方々にアドバイスをお願いします。
臼井さん:デメリットとして自分は考えないようにはしていたんですが、私は新卒という形では就職はしませんでした。新卒として就活ができるっていうのは人生で1回きりだと思うので、そこは1つのデメリットではあるのかなっていう風には感じました。ただ、留学をしたことによって得た経験を見てもらって、一番最初の会社であったりその後の会社でも採用していただけたっていうところがあるので、留学に行って得たものがあるならばそれもデメリットにはならないと私は思っています。 なので、不安な気持ちで行く方が多いと思うんですけど、留学先で何をして、帰国後自分がどんな風になっていたいかというのをイメージして行けば、就職の不安はなくなるんじゃないかなと思います。

 

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