【アドバイザーズコラム】国内就職希望者必見!押さえておきたいTOEICの概要

TIP TOP JOB東京の黒田です。

日本で最も知名度がある英語技能試験といえば、「TOEIC(トーイック)」です。英語を学ぶ人なら、受けたことはなくとも聞いたことはあるんじゃないでしょうか。

TOEICのスコアは国内就職で重要視されており、スコアが高ければ高いほど英語を活かした仕事の幅が広がります。

今回は、留学からの帰国後に就職活動をする方に特にお伝えしたい、TOEICの詳しい内容について書きたいと思います。

国内就職におけるTOEICの必要性

実際に求人情報を見てみると分かるのですが、多くの企業はスコアの提示を義務化せず、「ビジネスレベルの語学力」や「日常会話レベルでの語学力」といった抽象的な表現を用います。

しかし、現実は多くの企業がTOEICのスコアを参考にしています。

さらに、業務で英語を使用する会社の大半は、配属先を決める時や昇給の判定にもTOEICのスコアを参考にしています。

就職活動をする際にも、英語力を示す具体的な数字があると、より自分の英語力を明確に伝えることができます。

具体的な数字、つまり英語力のスコアというと、TOEIC以外に「IELTS(アイエルツ)」や「TOEFL(トーフル)」といったものがあります。留学中にそれらを受けた方もおられることでしょう。

ですが日本では、IELTSやTOEFLはTOEICと比べると知名度が低く、あまり参考対象にされません。

国内就職を希望するならば、ぜひともTOEICにチャレンジすることをお勧めします。

TOEICの概要

TOEICの試験の形式は大まかにわけて、

TOEIC Listening & Reading Test(以下TOEIC L&R)

TOEIC Speaking & Writing Test(以下TOEIC S&W)

TOEIC Bridge(初級・中級者用テスト)

の3つがあります。

TOEIC Bridgeは基礎的な英語力を測る為のもので、実際に就活と実務の現場で求められる英語力を測る試験はTOEIC L&RとTOEIC S&Wの2つです。

ここでは、TOEIC L&RとTOEIC S&Wの各試験の特徴を簡単にご紹介しておきます。

TOEIC L&R

就職で参考されるスコアは、このTOEIC L&Rです。

リスニング(約45分間・100問)とリーディング(75分間・100問)、約2時間で合計200問に答えるマークシート方式の試験で、問題用紙はすべて英語で記載されています。

スコアはそれぞれ445点満点、合計で990点満点となり、ビジネスの現場で求められるスコア目安は700点以上と言われています。

600点以上 ゆっくり話せば理解できる、日常会話レベル
700点以上 簡単な仕事上のやり取りは可能なレベル
800点以上 高度で専門的な業務においてのやり取りが可能なレベル
900点以上 専門的な洋書などを理解でき、業務においても議論をすることができるレベル

TOEIC L&Rの試験は全国80都市で、年に10回実施されています。締め切りが早く、試験日の一ヶ月前に締め切られるので、早めの申し込みが必要な点に気をつけましょう。

TOEIC S&W

TOEIC L&Rと違い直接スコアを参考にされることは少ないTOEIC S&Wですが、現場で働く上で重要な能力を測ることができます。なので、こちらもぜひスコアを取得することをお勧めします。

TOEIC Speaking Testは11問・約20分、TOEIC Writing Testは8問・約60分で、試験会場でパソコンを使用して受験するテストです。

それぞれ200点満点で、就労に必要なスコアの目安はSpeaking testが130点以上、Writing testが140点以上と言われています。

TOEIC S&W公開テストは、全国32箇所で年24回、日曜の午前・午後に1回ずつ実施されています。

 

TOEICはいつ、何回受けるべきか?

面接時に提示するTOEICのスコアは、当然ですがその時点で最新のスコアです。どんなに古くても、二年前までのスコアでなければまず認められないでしょう。

というのも、「英語力は鍛えていなければ落ちる」という認識が、多くの企業や人事の中にあるからです。

これはどんなスキルにも言えることですが、長く離れたり勉強や練習を怠ると、その能力は落ちていくものですよね。

英語も同じです。母国語である日本語と違い、意識して使わなければ、日常生活で英語を話す機会はそうそうないでしょう。

つまり、あまりに古いスコアでは参考にできない、そう企業側も考えているわけですね。

逆に言えば、なるべく直近のスコアを提示することで、英語力だけでなく「英語力が衰えないよう日々勉強をしている」という日常の努力も同時にアピールすることができます。

ですから、日本国内で英語力を活かした就職を目指すのであれば、一度受けたからといって気を抜くことなく、むしろスコアを上げていけるよう日々勉強を続けることが望ましいと言えるでしょう。

したい仕事に就くために、TOEICを利用する

みなさんの中には、TOEICの必要性を疑う方もいると思います。

「結局ただの試験でしょ、現場では役に立たない」と、受験すら検討しない方もいると聞きます。

しかし面接においては、企業がみなさんの英語力を知る手がかりとして、TOEICはとても重要な手段です。

例えどれほど英語が流暢に使えたとしても、それを示す手段がなければ、企業はあなたの能力に気付いてくれません。

留学経験を国内で活かしたいなら、まずは日本の企業に正しく自分の能力をアピールできるよう、努力してみてはいかがでしょうか。

「自分がしたい仕事をするために、TOEICを利用する」という考え方にシフトすれば、やる気にも繋がると思います。

試験だからと毛嫌いせず、ぜひ受験を検討してみてください。