ワーホリの経験を転職に活かすなら

ワーキングホリデー、よくワーホリと略されますが、皆さんはどんなイメージをお持ちですか?

言葉のイメージもあり、ワーキングホリデーというと、「観光」「遊び」というイメージが先行しがちです。実際にワーキングホリデーに行った人の中にも、否定的な感情や意見を持つ人は少なからずいます。

ですが、ワーキングホリデーも立派な海外生活経験。目的意識をしっかり持って旅立ち、現地でしか経験できない貴重な時間を過ごすことは、人生にも仕事にも必ずプラスになります。

今回は、帰国後の就職、転職にワーキングホリデーの経験を活かすための秘訣をお教えします!

ワーキングホリデーは未知への挑戦

ワーキングホリデーの定義は、以前「留学スタイルから見る留学経験者が得られる能力の違い」の記事の中で少し触れましたが、改めてその定義をご紹介します。

外務省のWebサイトには、以下のように記載されています。

ワーキング・ホリデー制度とは,二国・地域間の取決め等に基づき,各々が,相手国・地域の青少年に対し,休暇目的の入国及び滞在期間中における旅行・滞在資金を補うための付随的な就労を認める制度です。各々の国・地域が,その文化や一般的な生活様式を理解する機会を相手国・地域の青少年に対して提供し,二国・地域間の相互理解を深めることを趣旨とします。

(外務省Webサイト:ワーキング・ホリデー制度)

「休暇目的の入国」とはっきり書かれている通り、主目的は旅行、観光になるわけですね。ですが、その主目的さえ踏まえておけば、現地で語学学校に通うのも自由です。どこに滞在しようと自由ですし、仕事も自由です。

言い換えると、一括りにワーホリと言っても、その中身は人それぞれ全く違ってくるわけですね。

2018年9月現在、対象国は21カ国。多くの対象国で30歳以下ならワーキングホリデービザの取得が可能です。
(オーストラリア,カナダ及び韓国は原則25歳以下で条件を満たせば30歳以下、アイスランドは26歳以下)

近年、一度日本国内の企業に就職し、その後ワーキングホリデービザを取得して渡航するという人が増えています。そういった行動には賛否両論あり、批判的な声も少なくありません。

しかし、ワーキングホリデーは異国の地で語学力を鍛え、日本ではできない経験をし、未知の分野への挑戦の切符を得る貴重なチャンスでもあります。年齢制限があるため、若いうちしか制度の利用ができません。費用や期間を考えると、相応の準備をし、相応の覚悟と勇気がなければ、とても行けるものではないことも確かです。

つまりワーキングホリデーは、その名称とは裏腹に、攻めの姿勢が必要な制度です。それを利用して海外に出る人は、人生におけるチャレンジャーと言っても過言ではないでしょう。

帰国後の転職に活かすなら目的意識が大事

ワーキングホリデーの経験を就職、転職に活かすなら、ぜひ出発前から「帰国後どんな仕事に就きたいか」を明確にさせておいてください。

最終的にどんな仕事をしたいのか、どんな業種に就きたいのかがはっきりしていれば、おのずとワーホリ期間中にすべきことが見えてきます。

ワーキングホリデーは、単純な語学留学と違い、現地で働きながら語学を学ぶことができます。海外での実務経験と語学力を同時に得られるというのは、普通の留学ではできないことです。

現地で仕事を得るにはそれなりの苦労もあることでしょう、実際働き始めてからも言葉や文化の壁が立ちはだかります。しかし、帰国後に就きたい仕事をイメージしてそれに少しでも結びつく仕事を得られれば、そこで働いた経験は間違いなく就活時の強みになります。また、そこで学び身につけた語学力は、そのまま仕事に通用するレベルの実践的な語学力にもなるでしょう。

さらに、ワーホリを経て得られる交友関係も、帰国後の仕事に活かすことができます。

現地で過ごす中で、滞在国に住む人たちとの交流が、異文化理解を育みます。ビジネスとしてその国と関わる立場になった時、その経験は間違いなく武器となるでしょう。

言い換えれば、現地の人々とのコミュニケーションも、帰国後の自分の姿を意識して取り組む必要があるということです。

ワーキングホリデーの経験を活かすなら、現地で鍛えた語学力は欠かせません。にも関わらず、せっかくの海外生活を日本人コミュニティの中に留まり、現地の人々とのコミュニケーションを避けるようでは、帰国後の就活でワーホリの経験を活かすことは難しいですよね。

現地でどんな仕事をし、どんな環境に身を置き、どんな時間を過ごすのか。貴重なワーキングホリデー期間を無駄にしないためにも、出発前に帰国後の自分をしっかりとイメージし、ワーホリの経験を活かしてどんな仕事に就きたいのか、明確にしておきましょう。

現地で得た成果を自らの口で語れるように

ワーキングホリデーから帰ってきて、さぁ就活だとなった時、一番大切なことは、ワーホリで得た経験を自己PRとして自分の口で語れるかどうかということ。

ワーキングホリデーは、その名称からどうしても「要は海外旅行でしょ?」という印象を持たれがち。企業の人事担当や面接官であっても、それは同様です。

また、大学留学や語学留学と違い、ワーキングホリデーにはカリキュラムというものが存在せず、どう過ごすかは人それぞれ。それが故に、海外生活の中でどんな成果を得たのか、しっかりとその中身を自ら説明できなければ、成果として認識してもらえない恐れがあります。

そういった理由から、面接の場で単に「ワーキングホリデーに行きました」では、まず自己PRには繋がらず、マイナスアピールにすらなりかねません。

ワーキングホリデーという制度を利用し、何を目的として滞在国を選び、その国でどんな仕事をし、現地の人たちとどんなコミュニケーションを取り、どのようにして語学力を磨き、何を得たのか。そしてそれを仕事にどう活かし、いかに貢献できるのか。

そこまで自分の口で語れて、初めて自己PRとして成立すると言えるのではないでしょうか。

その為にも、出発前から滞在中、帰国するまで、明確な目的意識を持って、ワーキングホリデーの期間を過ごすことがとても大切です。

それができれば、ワーキングホリデーは確実にキャリアアップの助けとなりますし、ワーホリで得た経験に揺るぎない自信を持つことができるでしょう。

ワーホリ帰国者の活躍の場は必ずある!

現実として、ワーキングホリデーから帰国後、日本で定職を得られないケースは多々存在します。

やむなく希望とは違う仕事に就き、悶々としながら日々を過ごす人も少なくありません。

その背景には、ワーホリ帰国者が自身の経験とそこで得た成果やスキルを十二分にアピールできていないこと、そして企業側にもワーホリ帰国者に対するネガティブな先入観が根強いことがあると考えられます。

企業側に、ワーキングホリデー帰国者がいかに優れた人材であるかを啓蒙するのは、私たちTIP TOP JOBの役割であり使命であると考えています。

日本を飛び出し、異国の地で働きながら生活するという選択をしたその決断力と行動力こそ、これからのグローバル人材に必要なスキルであり、これからの日本企業に必要な人材であると確信しているからです。

一方、ワーキングホリデーの成果に対する正しい理解を広めるには、ワーホリ帰国者の言動が何より大切です。

ワーキングホリデーを単に観光旅行の延長と認識するのではなく、海外生活の中で語学力と異文化理解を鍛えグローバル人材となる為の貴重な機会と捉えること。そしてその経験を正しく理解してもらえるよう、自らの口でアピールすること。

それができれば、ワーキングホリデー後の就職、転職の先には明るい未来が待っているはずです。

ワーキングホリデー後の就活に不安がある方は、ぜひTIP TOP JOBにご相談ください。海外生活経験豊富なキャリアアドバイザーが、あなたが海外生活で得た経験やスキルを一緒に見直し、内定を勝ち取る為のアドバイスをいたします。