留学経験者はヒューマンスキルを持ち得ている-留学経験者インタビュー:渋谷美和さん

留学経験者インタビュー 渋谷美和さん

留学経験者インタビュー:渋谷美和さん

目次

世界に通用する語学力を取得するためタイへ
チェンマイ大学の宿題の多さに苦労する日々

— 渋谷さんはどちらに留学されてたんですか?
渋谷さん:日本で学士を取得した後すぐ、タイのチェンマイ大学に三年間行って、修士号を取得しました。

–授業は英語で行われてたんですか?
渋谷さん:そうですね。私の入った所はインターナショナルプログラムだったので、全て英語で授業が行われてました。
論文とかペーパーも全て英語で書くプログラムでした。

先生のほとんどはタイの先生でしたが、Master(修士)とかPh.D.(博士)はアメリカとかオーストラリア、イギリスで取られた先生だったので、全て英語での授業でしたね。

— 渋谷さんはいつ英語力を身につけられたのですか、留学前?
渋谷さん:留学前にはある程度準備はしていきましたし、進学するための条件としてTOEFLのスコアが何点っていう基準があって、そこは乗り越えられるレベルではあったんですけど。

でも、(英語力が)伸びたなと思ったのは留学した後ですね。

–チェンマイ大学に行って、苦労した点はなんですか?
渋谷さん:苦労した点は、英語かな……。毎日苦労してました。特に一年目は宿題の量がすごい、ものすごいんですよ。1回授業が終わったら「この本を2、3日の間に読んできて」と言われるのが普通だったので。

まずは英語でも苦労するんですが、アカデミックな本なので何を書いているのか分からないんです。日本語でも意味の分からないようなことを英語で読まなければいけなかったので、かなり苦労しましたね。

なので、他の生徒、友達に「これはどういう意味?」とか「要約教えて」とか聞いてました。

留学経験者インタビュー 渋谷美和さん近影

海外生活によって培われたアピール力
留学経験者はヒューマンスキルを持ち得ている

–帰国後の就職活動はどのようにされましたか。
渋谷さん:紹介サービスに登録して、就職先を紹介してもらいました。いくつかの会社で面接をしたんですが、一社目で受かりました。

職種でいうと英文事務や、翻訳事務ですね。

–同僚の方も留学経験があったんですか。
全員がそうではなかったです。ドイツ系の会社だったので、部長に当たる方々がヨーロッパ系の方で、日本語が話せない方もいました。

だから日本人社員と部長の間に立つ、英語が喋れる人が必要だったので、私を含めて留学経験がある方がその仕事を担ってました。

–留学経験がある人とない人の違いを感じましたか。
渋谷さん:数値化はできないんですけど留学経験者の方がアピール力があるなと感じる面は多々ありましたね。

私の経験から言うと、海外にいると不自由することが多いので、周囲の人たちの助けが必要になってくるんですよね。そのためには語学力だけじゃなくてコミュニケーション能力も必要になってくるんです。どうやって相手に自分の要望を依頼するかとか、表情の作り方だとか、訴え方だとか、そういうものが海外生活をする上で身につくんです。

だから留学経験者は、経験してない方よりもアピール力をもっているんです。

留学経験者インタビュー 渋谷美和さん近影

私は今大学教員をしているんですけど、以前大手派遣会社に研修を行かせてもらったことがあるんですね。

そこでまず第一に言われたことは、「職場では仕事のスキルではなく、ヒューマンスキルを求められている」ということでした。

ヒューマンスキルというのはコミュニケーション能力や独創的なアイデアです。そういうものが基盤になったうえで、個々の教養やスキルが活かされてくるという話をされていました。

それを踏まえると、留学しているだけでヒューマンスキルがある程度身についていると思うんです。

留学経験者のみなさんはそういうところを全面に出して、就職活動をしていけばいいのではないかと思います。

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